原題は”TheBucket List"=バケツリスト=死ぬまでにやっておきたいこと、です。ロブ・ライナーは僕が大好きな監督の一人で、しかもジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンの二人の名優がダブル主演ということで、たいていこういった仕掛けは失敗して終わるものなのですが、不覚にもラスト近くで涙する佳作に仕上がっていました。
褒める前に先に✖️なところ。
ダブル主役が素晴らしすぎるため、周りの俳優さんたちがかすんでしまい、そのキャラクターを生かし切っていません。ここは残念。あとCGがあまり上手くない。流石に登場する世界中の場所で全てロケを行えばどれだけコストがかかるか、ただでさえ名優二人のギャランティで普通の映画一本半分くらい制作費が必要でしょうし。それならばCGにも、もう少しお金をかけて荘厳な風景を楽しませて欲しかったなあ、と素直な感想です。
それはともあれ、ボクも入院・手術経験があるので、主人公たちの覚える不安や残された人生の余韻をどう捉えるのかというあたりについては、年齢層は違えども感じるところは同じです。富と名声を得た代償として家族の愛を無くした男、一方家族に恵まれ愛されるものに囲まれた人生を歩みながらも、神を敬い自制心に従い、ハメを外すことなく暮らしてきた男。この二人が残された僅かな人生を「バケツリスト」を一つ一つ叶えていく有り様を描いています。
「世界一の美女とキス」でボクは泣けました。
泣きどころは観る人それぞれかとおもいます。
いづれにしても、一人きりでは素晴らしい人生を送ることはできない、誰かと「死ぬほど笑い合う」ことが素晴らしい人生だという意味を感じさせてくれる作品でした。

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