2021年5月3日月曜日

大事な人との忘れられないひととき

世間は大型連休。しかし昨年に続いてコロナ禍の外出自粛が国、自治体から国民に対して要請されている。昨年よりも各地の人出が多いというマスコミ報道のようだが、単に個人的な実感としてはコロナの蔓延については昨年よりはるかに深刻さを増していると思う。昨年の今頃はまだ、すぐに収まるさ、だから我慢して家か自宅の周辺で過ごしましょう、という世間の雰囲気があったような気がする。みなもっと楽観的だった。

僕はちょうど昨年のゴールデンウィーク前に肝炎の治療のため自宅近くの市立の総合病院に入院した直後で、それでも自分の病状を含めて世間ももっと気楽な雰囲気に溢れていたと思う。

その後僕自身は肝硬変による余命診断を受け、夏の終わりまでに脳性の発生と腹水の治療により入退院を2度繰り返し、9月には国内有数の大学病院へ転院して生体肝移植手術を受けることとなった。

長男をドナーとして移植を行うこととなったが、息子の臓器をもらうということに抵抗はありながらも、当時は疲労と苦しさが勝って、手術をお願いするに至った。長男には感謝の気持ちしかない。生きている限り頭が上がらない。また次男や弟、両親など親族の存在無くして命の危機を乗り切ることはできなかったと思う。

とりわけ胸が締め付けられるほど感謝の気持ちを抱いているのは妻に対してである。転院先を必死に探してくれて、術前、術後、現在に至るまで何も先に進めない僕を今日までロードしてくれた。 

先日も感染症による発熱で3日間入院した際も妻は僕の見えないところで僕をサポートしてくれた。本当にありがたい大切な存在だ。

先日51日の退院日 あの日の記憶はずっと楽しい思い出として僕の中に残り続けるだろう。

2人で病院出てお茶飲んで、居候先に到着して荷物を置いてから昼食を買いに出て、一緒にお弁当を食べて、買い物をして駅まで見送った。そんなわずかなことが忘れられない思い出になるほど、妻が大事な存在であることを痛感させられる事象でもあった。


本当にありがとう、彼女に支えられて僕は重い存分仕事ができ、今日まで生きてこれたのだ。これからは僕が彼女の足手まといになるのではなく、彼女をサポートしていく存在として生きていきたい。


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